2020-09-16 10:02 AM
category|日記
ふと思うこと
出来ない理由を自ら作るために、人はしばしば、自ら病気になったり怪我をしたりになります。
知恵熱というのも、その一つでしょう。
今のご時世は、熱が少しでもあると、練習に来てはいけませんが、
ジュニアメンバーの中には、練習のある日を選んで、熱を出している生徒がいるように感じます。
何か特別なことがある時に、病気や怪我をして、
「病気してなければ…」
「怪我がなければ…」
と前もって言い訳を準備します。
私も子供の頃は、この癖がありました。
遠足の前の日に怪我をする。
試合や何かの本番の前に体調が悪くなる。
そんな自分がヘタレに思えて、本当に嫌でした。
っていうか、事実そんな奴は、ヘタレなんですけどね。
自ら、怪我をしている、病気しているということをアピールする人にろくな人はいません。
偉そうに書いていますが、私もこの癖は、高校生になるまで治すことが出来ませんでした。
私と同じような癖のある人は、どうして怪我や病気を引き寄せるのかを真剣に考えないと。
大人なら特に。
子どもには大人が教えてあげないと。
結果を言ってしまうと、単に負けたくない、自分の欠点と向き合おうとしていないだけです。
だって、怪我と病気のせいにすれば、自分は悪くありませんから。
要は、くだないプライドがそうさせるのです。
人のせいにすることをやめ、自分の欠点と向き合うことから始めないと、
強くなるどころか、成長はありません。
自分の弱さを認めた時に、人は初めて強さを得る資格がもらえます。
吉沢陸