日本の定年退職を健康と運動から考える
日本の定年退職は、60歳が一般的でしたが2013年に、
「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律(高年齢者雇用安定法)」
が改正されたことで再雇用または年齢を引き上げることが義務付けられました。
私の周りでも、
「60歳になって定年退職したけれど、同じ会社であと5年働くことが出来る」
という声を聞くようになりました。
60歳になっても退職せずに、仕事を続けることが出来るというのは、
雇用主にとっても、働く側にとっても双方にメリットがありますよね。
ドイツやフランスの定年退職は65歳。
アメリカやイギリスには定年退職がないそうです。
働く側にとって、定年退職の年齢が上がることは、嬉しいことですが、いくつになっても元気で働くためには、
健康でないといけません。
健康でいつづけるために、運動は不可欠です。
日本のフィットネスクラブの数は世界で5番目に多いと言われていますが、
実際にフィットネスクラブに通う人の人口は、世界の10位以内に入っていません。
“運動施設がたくさんあるにも関わらず、運動をする人が少ない”
というのが日本の問題でもあります。
人生100年時代、益々定年退職の年齢は引き上げられていくことと思います。
運動を始めて、健康になる人が増えますように。
吉沢陸