2022-11-25 9:45 AM
category|日記
先日、無茶苦茶嬉しいことがありました
先日、ここ最近で最も嬉しい出来事がありました。
ジムの営業が終わり、電気も消して私がジムから出ようとした時にある若者が「こんばんは…」と言ってジムに入ってきました。
私は会員さんが忘れ物でもして取りに戻って来られたのかな?と思いましたが、その人を見ると知らない人でした。
するとその彼は、「10年ほど前にお世話になっていた〇〇です。」と言いました。
小学生の頃にBMCのジュニアキックボクシングクラスに通ってくれていた元生徒でした。
私は名前を聞いた瞬間に直ぐに思い出し、彼が大きく成長していること、訪ねて来てくれただけで驚くと同時に本当に嬉しくなりました。
彼はBMCを辞めた後は陸上競技に打ち込み、高校も大学もスポーツ推薦で進学し、全日本クラスのレベルになったとのことでした。
私は口では「うちで鍛えられてんからそれくらいでないとな」と言いましたが、本当に努力したのだなと感心しました。
彼はスポーツトレーナー、フィットネスインストラクターに憧れて、実際にフィットネスクラブでインストラクターとしてアルバイトもしているそうです。
しっかりとした夢を持っていることも素晴らしいですね。
彼は大学4年生になり、8月に陸上部も引退し、来年社会人になる前の期間だけでも、もう一度、私のもとでキックボクシングを学びたいと言ってくれました。
彼は大人になり、リップサービスもあったと思いますが、「先生のことは強烈に覚えています。今までの人生で一番お世話になった人ですから、ずっと残っていて…」と言ってくれました。
昔の私は今よりもずっと厳しく、当時の彼は私のことが怖くて嫌っていたはずです。
そんな彼がまたBMCでやりたいと言ってくれたことが、無茶苦茶嬉しかったです。
私は生徒たちに嫌われようが、親御さんにどう評価されようが、出来ないことを出来るようになってもらう、ということを意識して指導しており、その結果が直ぐに現れることはありません。
彼のように何年も経ってから訪ねてくてくれる元生徒がいる時に、初めて「やっててよかった」「間違っていなかった」と思えます。
私の指導は時代錯誤だと分かっているので、何年も前からジュニアクラスを辞めようと考えることが何度もありますが、
このようなことがあるともう少し頑張ってみようかなという気持ちになります。
もしかしたら、彼が「ジュニアクラスはずっと続けなさいよ」と教えに来てくれたのかもしれません。
人生は、思いもしない場面で出会いや再会があるので面白いですね。
彼は、先ず体験に来て、その後入会してくれるそうです。
楽しみです。
〇〇ありがとう。
吉沢陸