2021-10-06 8:05 AM
category｜日記
ふと思うこと
「映える」
という言葉に踊らされて、無駄なお金や時間を使った人はどれだけいるでしょう。
不要なものを買った人も多いことと思います。
経済を回すという点では良かったのかもしれませんが、私はいまだにこの言葉を好きになることが出来ません。
「インスタ映え」
という言葉が流行語大賞になったのは、2017年。
もうかなり前のことです。
どうして日本人は、「皆やってる」「流行ってる」ということをすることを続けるのでしょう。
（ある研究者の話によると日本人は遺伝子レベルで周りと同じことをするようになっているそうです。皆と違うことをする人を嫌い、村八分という言葉もありますが、その理由は人と同じことをしている方が長生きできたからです。「これは体に良い」「ここでこのやりかたをすれば食べ物が取れる」「これは毒なので食べてはいけない」といったことを信じ続けるうちにそうなっていったそうです）
でも、いわゆるＺ世代の人たちは、何かアドバイスしたり指導しても「自分のやり方でやりたかった」と言って言うことを聞きません。
ここに言いようのない矛盾を感じます。
日本人は本当に遺伝子レベルで人の言うことを信用する生き物なのか？
それとも進化した人たちは人の言うことを聞かずに、映えるということにも興味がないのか？周りの皆がしていることにも興味を示さないのか？
どうでもよい疑問かもしれませんが、運動指導をしていると「普段は皆やってるからと言って直ぐに真似をするのに、どうしてお金を払って習っていることはアドバイスを聞かないのだろう？」と疑問が湧いてきます。
吉沢陸
