2012-06-30 4:12 PM
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ちょっと感動しました
今週の志道会ジュニア空手ののレッスンでは試合に出場したメンバーに
反省会を行ってから気持ち新たに練習をはじめてもらうようにしています。
昨日の塚口カルチャーセンターでのレッスンでも同様に試合に出場してくれたメンバーに
感想を聞くところから始めました。
私は「試合に出た感想、大会に出て学んだこと、自分のよかった点、改善すべき点、これからの練習で具体的にやっていくこと、今後の意気込み」などを言ってほしいなと子ども達に伝えました。
そんな中、小学校1年生の頃から通ってくれていて今はもう6年生のKくんに
「じゃあKから感想聞かせて」
と言ったところ
Kくんは
「帯上のブロックのメンバーはパンチやキックの威力や技術はあるけど、どうしても相手の攻撃をもらいたくないという気持ちから全員慎重になりすぎていたと思う。それに比べて白帯ブロックのメンバーは何が何でも勝ちたいという気持ちが前に出ていて帯上ブロックのメンバーよりも気迫面では白帯の子達の方が上だったと思う。あと、大人のキックボクシングの試合はあれだけ殴り合いをしていた人達が、試合が終わったら、自分に勝った選手の次の試合の準備を手伝ってあげたり、セコンドとして応援したりと、敵だった者同士が応援し合っていたところが印象的だった。まあ、それが格闘技のいいところなんだなあと思ったし、自分もそういう格闘技をやっていてよかったと思った。次出たときはBくんに勝ちたいです。」
というコメントをしてくれました。
Kくんはいつもギャグを言っては皆を笑わせてくれて、道場の雰囲気を良くしてくれる人です。
彼が小学生1年生の頃からの付き合いになりますが、こんなにも立派に成長しているんだと感動しました。
もちろんご両親の教育が素晴らしいのだと思いますが、空手を通して成長をした彼を見て嬉しくて、嬉しくて涙が出そうになりました。
「やっぱり格闘技、武道は素晴らしい」
そう思った瞬間でした。
Kくんありがとう!
これからも皆を引っ張っていってください。
先生としてはもっと空手を広めていかなくては、と気持ちがさらに強くなったよ。
by吉沢陸