尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2014-06-30 8:34 AM

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文武両道

皆さんおはようございます!
兵庫県尼崎市武庫之荘のスポーツジム
ボクシング&スポーツジムBMCの吉沢陸です。
子どもの頃の私は勉強が出来ず、「文武両道」という言葉があまり好きではありませんでした。
でも最近はこの「文武両道」という言葉の重要さを感じています。
「文武両道」の意味は、皆さんご存知の通り、
“学芸と武道の意。また、その両方にすぐれていること”
ですが、本当に大切だなあと感じるようになってきました。
たまにニュースで
「元○○選手が窃盗で逮捕」「元○○選手が暴行」
といったものを見ます。
こういったニュースを見ると、本当に残念な気持ちになります。
アメリカの大学には、人生経験が未熟な学生たちがスポーツで人生を狂わせないような教育プログラムがあります。
アメリカには体育会採用や社会人スポーツという受け皿が基本的にありません。ですからスポーツが出来ていれば勉強が出来なくても良い、PCの使い方が分からなくても良いということはありません。
私は実際にアメリカ人一流スポーツ選手から、聞きました。
アメリカの学生スポーツ界では、基本的に文武両道しか許されない。日本のようにスポーツ推薦というものも存在しない世界とのことでした。
日本のプロスポーツチームの中にもすでに若手の頃から引退した後の、セカンドキャリア指導を行っているチームもあります。
日本人は勉強するなら勉強、スポーツするならスポーツと1つのことだけに力を入れる節があるように思います。
1つのことを集中してやると言えば聞こえが良いですが、応用力のない人間形成をする危険性もあるかと思います。
BMCでも子ども達への指導をさせていただいいていますが、子ども達の応用力が、年々弱くなってきているように感じます。
出来ても出来なくても良いとも受け取れる学校教育で本当に文武両道の子どもが育っていくのでしょうか?
私どものようなスポーツジムが言うのも何ですが、私たちが学校では行わない教育をしなくてはいけないと、いつも考えさせられます。
周りに相談すると「今の子は…」という言葉を良く聞きますが、私が子どもの頃も大人たちに「今時の子どもは…」と言われていました。
こんないつの時代も言われていることを言い続けても何の意味もないと思います。
私達、大人が未来を創ること、子どもたちが育つ環境を作っていくことに意識をもっと向けなくてはいけないなと感じています。
朝から長々と書いてしまいましたが、恥ずかしながらこの年になって大人の責任というものをヒシヒシと感じていることを決意表明だと思い書かせていただきました。
BMCは教育業界にいると思って、ジュニアクラスのレッスンに磨きをかけていきます。
http://bmc2007.com