2019-08-20 8:46 AM
category|日記
マイペースについて考える
BMCジュニアメンバーには、マイペースな生徒もいます。
マイペースという言葉は、良い意味でも悪い意味でも使われます。
マイペースの人は、周囲の状況や環境の変化に左右されにくく、いつも冷静な判断ができ、感情をあらわにすることはほとんどなく、
おおらかな性格な人も多いです。
また、マイペースな人が傍にいると、周りの人たちに、穏やかな雰囲気が与え、人をホッとさせてくれるところもあります。
しかし、マイペースの人との付き合い方を難しいと感じる人もいます。
マイペースな人は、自分なりのスピードとタイミングを重要視しているので、
他の人と時間の感覚がズレていることも少なくありません。
そして、マイペースな人は、興味があることには積極的に取り組むが、そうでないことには、一切関わろうとしません。
集団行動、団体活動、協力といった具体的な、生活の中では、人のことを考えない、自己中な考えであるとも思われてしまうことも多いです。
人を真剣に育てる時、指導するときに、
マイペースを許容して、ゆっくり成長していけばいいと考えるのか?
1日も早く成長してもらいたいと考えるのか?
で、指導方法、接し方は変わりますが、
スポーツ、格闘技において、マイペースで、一流になれる人はほとんどいません。
一流選手は、常に他人と自分を比べ、1日も早く上達したいと考えています。
極々稀に、マイペースにも関わらず、一流選手である人もいますが、これは万に一人です。
少々、浮世離れした天才が、マイペースでも結果を出す人がいます。
自分が天才なのであれば、マイペースで良いと思いますが、
マイペースな性格なゆえに結果が出ていないの出れば、マイペースではいけません。
BMCジュニアメンバーには、常に一番出来の良い人と比べて、通常よりも人より早く成長する、上達する人になってもらいたいです。
吉沢陸