2021-01-02 8:34 AM
category|日記
勉強、スポーツ、仕事、何事も上達させるために大切なこと7
勉強、スポーツ、仕事、何事も上達させるために大切なことがあります。
今年、達成させたい夢のある方は、参考にお読みいただければ幸いです。
本日は、
『記憶を定着させる方法を知る』
ということについて考えてまいりたいと思います。
一度聞いただけで記憶が定着するのであれば、それほど嬉しいことはありません。
しかし残念ながら私たちの脳は、直ぐに忘れるようにつくられてしまています。
その方が良いこともあります。
例えば、嫌なことなどは、直ぐに忘れた方が良いに決まっていますよね。
ですから、物覚えが悪いことや直ぐに忘れることに罪悪感を持つ必要はありません。
学習とは、
“覚える→忘れる→忘れたら覚える→また忘れたら覚える”
の繰り返しです。
記憶に対する実験研究の第一人者のエビングハウスという方の研究によると、
人の記憶は、1時間後には約50%を忘れ、24時間後には約70%を忘れ、1ヵ月後にはほとんど記憶に残っていないという結果になっています。
では、どうすれば良いのか?
それは、
『記憶が定着するまで繰り返す』
以外にありません。
脳は直ぐに忘れるとはいえ、繰り返し学習、練習することで記憶は定着します。
記憶を定着させる方法は、十人十色です。
例えば、
・自分が覚えにくいこと、苦手なこと、直ぐに忘れるものをカテゴリー分けして知る
・復習回数の少ないものを知り復習回数の少ないものを重点的に繰り返す
・苦手なこと、下手なものから取り組み繰り返す
・既に知っている情報と新しく覚えたことを結びつける
・忘れそうなタイミングで復習する
・寝る前に復習する
などがありますが、いずれにしても最も大切なことは、
『自分がどういう頻度で繰り返せば記憶が定着するかを知る』
ことです。
一度学習したことを、15分後にもう一度復習した方が記憶に残るのか?
その日のうちにもう一度、繰り返し復習するのか?
翌日に復習すると良いのか?
そもそも15分でよいのか?
自分の復習のタイミンングを知ることが記憶の定着をコントロールすることになります。
勉強、スポーツ、仕事、何事も上達させるためも、先ずは“己を知る”ことが重要です。
次回に続きます。
吉沢陸