尼崎でキックボクシングするならBMC!スポーツ研究家 吉沢陸のブログ

尼崎市武庫之荘にある格闘技ジム「ボクシング&スポーツジムBMC」のブログです。

2021-04-18 12:54 PM

category|コーチング

ちょっとしたコーチングテクニック2

BMCでご提供するサービスの中にコーチングがあります。
対面式やオンラインでコーチングを行っていますが、言葉自体は知られるようになったもののその内容をご存知ない方も多いと思いますので、こちらのブログでちょっとしたコーチングテクニックをご紹介してまいります。 
前回も”自分で考える力を身に付ける”ちょっとしたテクニックをご紹介しましたが、今回もテーマは同じで、自分で考える力を身に付けるテクニックをご紹介します。
部下やお子様に”自分で考える力を身に付けてもらいたい”とお考えの方は、騙されたと思って一度お試しください。
本日は、
『数字で考える機会をつくる』
です。
学校や習い事の努力した度合いや感想、業務の成功度や自分の満足度や感想を聞いた時に、
「頑張った」
「楽しかった」
「まあまあ」
「こんなもんだと思います」
「…(無言)」
という答えしか返ってこないことは問題ありです。
しかし、質問をする側が、
「どうだった?」
「頑張った?」
「楽しかった?」
と具体的な内容を質問をしなければ、このような答えしか出ないことも仕方ありません。
このような時は、
「自分で点数をつけるとしたら100点満点で何点?」
と質問してみてください。
その答えが仮に70点だとします。
続けて、
「70点にした理由は?」
「30点足りなかったのは何故?」
「今回良かったと思うところは?」
「次に80点にするためには、どうすればいい?」
と質問を続けてください。
年々、正解を探して答えをなかなか言わない(言うことが出来ない)人が増えています。
間違えることを極端に嫌う人も増えています。
自分の中にしかない答えにも関わらず、質問する側の望む答えを言おうとする人も増えています。
必ず、自分の答えを出すことが出来るように伝えてください。
毎回書いていますが、こういったものは、机上の理論であり、10人いれば10通りの方法が存在します。
上手くいく場合とそうでない場合があります。
しかし、1回試したくらいでは、その効果は全くありません。
自分の頭で考える力なきものは、搾取される側の人生を歩むことになります。
成長の遅い人の特徴は、振り返りがない、振り返りが自分に都合が良い、振り返りが自分に甘いことが原因であることが多いです。
日常の中でちょっとしたコーチングテクニックを使って自分で考える癖を作ってあげてください。
次回に続きます。
吉沢陸